簡単に説明すると…
1) 就職活動中の大学生・玄野計(二宮和也)は、地下鉄のホームで幼馴染の加藤勝(松山ケンイチ)とともに酔っぱらいを救おうとして、電車に轢かれる。
2) GANTZという球体のある部屋に転送された2人は、ワケもわからないまま、さまざまな星人と戦わされる。
3) 戦いの中、加藤は死亡する。加藤を蘇らせるため、玄野は立ち上がる。

起：玄野と加藤

就職活動中の大学生・玄野計(二宮和也)は、地下鉄のホームで幼馴染の加藤勝(松山ケンイチ)を見かける。正義感の強い加藤は、線路上に転落した酔っ払いを助けようとするが、手を貸した玄野と共に進入してきた電車に轢かれてしまう。

次の瞬間、二人は見慣れぬマンションの一室にいた。そこには同じように死んだはずの人々が集められ、リビングの中央にはGANTZ -ガンツ-と呼ばれる謎の大きな黒い球が異様な存在感を誇っていた。

承：GANTZ -ガンツ-

出ることの許されないその部屋で、GANTZ -ガンツ-は死んだはずの人々に生き残るためのミッションを与える。

それは「星人と戦い、そして殺すこと」だった。戦いの場へと転送された彼らは、何者かも分からぬ異形の星人と対峙する。やがて戦いを終え部屋に戻るとGANTZ -ガンツ-による採点が行われる。

星人を倒し得点を重ね、「100てん」になるとこの世界から解放されるか、好きな人を生き返らせることができると知らされ、元の世界に一時的に戻される。だが、「100てん」を取るまで戦いは終わらない。

玄野は戦いに目覚め、生き抜くことを選択するが、加藤は暴力に支配された世界を嫌悪し、戦いを否定する。生と死を実感しながら、その不条理な世界での戦いは苛烈を極めていく。

転：死亡した加藤

最後のミッションで、1人で千手観音に立ち向かう加藤だったがその強さは絶大で、ピンチを迎える。そのピンチを救ったのは岸本恵(夏菜)であり、岸本は自らを犠牲にして加藤を助ける。立ち上がった加藤も刺され、最後に残った玄野が立ち向かう。

戦いを終え、加藤を探す玄野。加藤は瀕死の重傷を負っていた。「死ぬな！」と叫ぶ玄野は、GANTZに転送された。

結：玄野の戦い

GANTZに戻った玄野。だが、そこには、加藤と岸本の姿はなかった。死亡者リストに、加藤と岸本の名があった。

「加藤をかえせよ！」とGANTZに叫ぶ玄野だったが、生き返させるには、100てんを出すしかなかった。加藤を生き返らせるため、玄野は立ち上がるしかなかった。


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