HERO season2 第2話 あらすじ・ネタバレ
2014.07.21 (Mon)
簡単に説明すると…
1) 久利生公平(木村拓哉)は、エリートサラリーマン・勝俣大毅(岩瀬亮)の痴漢事件を担当する。だが、主に企業法務を担当するやり手の弁護士・桜井丈太郎(谷原章介)に示談を提案される。
2) 被害者は示談を拒否していたが、桜井は過剰防衛を問題にする(被害者はキックボクシングをやっていた)とちらつかせ、示談をを成立させ、告訴を取り下げることを了承させた。
3) だが、久利生は勝俣が以前から同様の強制わいせつ事件を起こし、そのつど示談に持ち込み、取り下げさせていることや、綿密に犯行を計画していたことを立証し、被害者を説得して告訴することとした。
久利生公平(木村拓哉)は、エリートサラリーマン・勝俣大毅(岩瀬亮)の痴漢事件を担当する。久利生の取り調べに、勝俣は素直に容疑を認める。しかし、事務官の麻木千佳(北川景子)は、「魔が差して…ストレスが溜まっていて」という、勝俣の身勝手な動機に怒る。
久利生と千佳が、勝俣の取り調べを終えると、桜井丈太郎(谷原章介)弁護士が訪ねてきた。桜井は勝俣の一時帰宅を求める。また、今回被害に遭った女性と示談交渉をしたいと提案する。桜井は、企業法務を主に担当するやり手の弁護士だった。
さらに桜井は、勝俣が警察での取り調べをスマートフォンのボイスレコーダーアプリで録音していた音声を久利生たちに聞かせた。そこには、取り調べた刑事の恫喝まがいの声と、怯えた様子の勝俣の声が録音されていた。
桜井は違法な取り調べを盾に、要求を飲ませようとしていた。久利生は冷静に話を聞くが、千佳は悪いのは勝俣だと言ってしまう。すると、千佳は桜井から、事務官は検事のサポート役で法律には素人なので黙っていて欲しいと一蹴された。
久利生は、勝俣を釈放することとした。腹立ちが納まらない千佳は、勝俣を取り調べた警察署に抗議の電話をするが、ここでも事務官と相手にされない。落胆する千佳に、久利生は「高校中退で、最終学歴は中卒」と話す。茫然としてしまう千佳。
久利生は、勝俣の被害者、宮原祥子(大谷英子)の元へ向かう。祥子は、桜井から示談のコンタクトがあったが、応じるつもりはないと告げる。キックボクシングをやっているという祥子は、ミドルキックおよびとどめの顔面へのパンチで勝俣をノックアウトした。「やりすぎたかなぁ…」と祥子は少し後悔している様子だった。犯行の様子が映った防犯カメラ映像を、久利生は警察へ調査依頼する。
後日、久利生のもとに「被害者との示談が成立した」と告げに桜井が現れる。示談を受け入れ、告訴を取り下げることとなった。強制わいせつ罪は親告罪であるため、告訴を取り下げると、罪に問うことはできない。
千佳は、「本当に祥子さんが納得しているとは思えない」と、電話の繋がらない祥子の家へ、久利生とともに向かう。祥子は、外出が怖くなり、不眠症状が出るなど、PTSDの症状に悩まされていた。
祥子は、肋骨を亀裂骨折をしており、「過剰防衛で訴える用意がある」と脅されて告訴を取り下げたのだった。示談金は、相場の4倍程度の200万円が支払われた。久利生は、桜井弁護士に会いに行くが、示談取り下げをするつもりはない、相応の示談金も払っている、とにべもない返事だった。
事件発生時刻に現場を訪れた千佳は、そこで久利生と出会う。現場は、防犯カメラや外灯もない暗がりであった。久利生は、現場から離れた位置に、勝俣のカバンがあったことから、その位置に被害者を引きずり込んで乱暴を働こうとしていたのではないか、と推察する。
久利生は、事件当日、勝俣がどのような動きをとっていたのかを探ることとした。被害者が通った時間帯、駅周辺の防犯カメラには、勝俣の姿は映っていなかった。「駅から被害者をつけていった」という供述とは矛盾していた。
痴漢の常習犯である男の余罪の中に、その常習犯の犯行とは断定できない3件が含まれていたことが判明する。再調査すると、その3件は、地理的に次第に勝俣の犯行現場に近づいていた。
被害者に勝俣の写真を見せると、「この男ではありません…でも、勝俣ですよね、コイツ」と知っており、勝俣には示談となった別件で"余罪"があることが明らかとなった。だが、いずれも告訴が取り下げられ、前歴とはならなかった。
千佳は、祥子に示談を取り消しを勧めた。防犯カメラには、2時間前に犯行現場に向かう勝俣の姿が映っていた。久利生は、勝俣を起訴することとした。
「弁護士と検事のやりとりは、ディベート」と言い切る桜井弁護士は、「今回は久利生さん、お見事でした。久利生さんは、弁護士でも上手くやっていける」と言うが、千佳は「久利生さんは、立場を入れ替えてのディベートはできない。正義のために仕事をしているんです」と桜井に告げるのだった。
今回、久利生は「弁護士と検事のやりとりは、ディベート」と言う桜井弁護士の言葉に奮起し、調査を続けたことを千佳に明かすのだった。
前話:HERO season2 第1話 あらすじ・ネタバレ
次話:HERO season2 第3話 あらすじ・ネタバレ
ネタバレ作品一覧
トップページへ「1分で分かるネタバレ」
1) 久利生公平(木村拓哉)は、エリートサラリーマン・勝俣大毅(岩瀬亮)の痴漢事件を担当する。だが、主に企業法務を担当するやり手の弁護士・桜井丈太郎(谷原章介)に示談を提案される。
2) 被害者は示談を拒否していたが、桜井は過剰防衛を問題にする(被害者はキックボクシングをやっていた)とちらつかせ、示談をを成立させ、告訴を取り下げることを了承させた。
3) だが、久利生は勝俣が以前から同様の強制わいせつ事件を起こし、そのつど示談に持ち込み、取り下げさせていることや、綿密に犯行を計画していたことを立証し、被害者を説得して告訴することとした。
起:やり手弁護士・桜井丈太郎
久利生公平(木村拓哉)は、エリートサラリーマン・勝俣大毅(岩瀬亮)の痴漢事件を担当する。久利生の取り調べに、勝俣は素直に容疑を認める。しかし、事務官の麻木千佳(北川景子)は、「魔が差して…ストレスが溜まっていて」という、勝俣の身勝手な動機に怒る。
久利生と千佳が、勝俣の取り調べを終えると、桜井丈太郎(谷原章介)弁護士が訪ねてきた。桜井は勝俣の一時帰宅を求める。また、今回被害に遭った女性と示談交渉をしたいと提案する。桜井は、企業法務を主に担当するやり手の弁護士だった。
さらに桜井は、勝俣が警察での取り調べをスマートフォンのボイスレコーダーアプリで録音していた音声を久利生たちに聞かせた。そこには、取り調べた刑事の恫喝まがいの声と、怯えた様子の勝俣の声が録音されていた。
桜井は違法な取り調べを盾に、要求を飲ませようとしていた。久利生は冷静に話を聞くが、千佳は悪いのは勝俣だと言ってしまう。すると、千佳は桜井から、事務官は検事のサポート役で法律には素人なので黙っていて欲しいと一蹴された。
承:事件のあらまし
久利生は、勝俣を釈放することとした。腹立ちが納まらない千佳は、勝俣を取り調べた警察署に抗議の電話をするが、ここでも事務官と相手にされない。落胆する千佳に、久利生は「高校中退で、最終学歴は中卒」と話す。茫然としてしまう千佳。
久利生は、勝俣の被害者、宮原祥子(大谷英子)の元へ向かう。祥子は、桜井から示談のコンタクトがあったが、応じるつもりはないと告げる。キックボクシングをやっているという祥子は、ミドルキックおよびとどめの顔面へのパンチで勝俣をノックアウトした。「やりすぎたかなぁ…」と祥子は少し後悔している様子だった。犯行の様子が映った防犯カメラ映像を、久利生は警察へ調査依頼する。
転:被害者・宮原祥子の示談
後日、久利生のもとに「被害者との示談が成立した」と告げに桜井が現れる。示談を受け入れ、告訴を取り下げることとなった。強制わいせつ罪は親告罪であるため、告訴を取り下げると、罪に問うことはできない。
千佳は、「本当に祥子さんが納得しているとは思えない」と、電話の繋がらない祥子の家へ、久利生とともに向かう。祥子は、外出が怖くなり、不眠症状が出るなど、PTSDの症状に悩まされていた。
祥子は、肋骨を亀裂骨折をしており、「過剰防衛で訴える用意がある」と脅されて告訴を取り下げたのだった。示談金は、相場の4倍程度の200万円が支払われた。久利生は、桜井弁護士に会いに行くが、示談取り下げをするつもりはない、相応の示談金も払っている、とにべもない返事だった。
結:勝俣の"前歴"
事件発生時刻に現場を訪れた千佳は、そこで久利生と出会う。現場は、防犯カメラや外灯もない暗がりであった。久利生は、現場から離れた位置に、勝俣のカバンがあったことから、その位置に被害者を引きずり込んで乱暴を働こうとしていたのではないか、と推察する。
久利生は、事件当日、勝俣がどのような動きをとっていたのかを探ることとした。被害者が通った時間帯、駅周辺の防犯カメラには、勝俣の姿は映っていなかった。「駅から被害者をつけていった」という供述とは矛盾していた。
痴漢の常習犯である男の余罪の中に、その常習犯の犯行とは断定できない3件が含まれていたことが判明する。再調査すると、その3件は、地理的に次第に勝俣の犯行現場に近づいていた。
被害者に勝俣の写真を見せると、「この男ではありません…でも、勝俣ですよね、コイツ」と知っており、勝俣には示談となった別件で"余罪"があることが明らかとなった。だが、いずれも告訴が取り下げられ、前歴とはならなかった。
千佳は、祥子に示談を取り消しを勧めた。防犯カメラには、2時間前に犯行現場に向かう勝俣の姿が映っていた。久利生は、勝俣を起訴することとした。
「弁護士と検事のやりとりは、ディベート」と言い切る桜井弁護士は、「今回は久利生さん、お見事でした。久利生さんは、弁護士でも上手くやっていける」と言うが、千佳は「久利生さんは、立場を入れ替えてのディベートはできない。正義のために仕事をしているんです」と桜井に告げるのだった。
今回、久利生は「弁護士と検事のやりとりは、ディベート」と言う桜井弁護士の言葉に奮起し、調査を続けたことを千佳に明かすのだった。
前話:HERO season2 第1話 あらすじ・ネタバレ
次話:HERO season2 第3話 あらすじ・ネタバレ
ネタバレ作品一覧
トップページへ「1分で分かるネタバレ」
| トップページへ |