簡単に説明すると…
1) グスタヴォ・ガス・フリングの元で、メタンフェタミン(メス)製造を続けることになったウォルターは、巨額な収入を得られるようになっていた。
2) 一方、トゥコの復讐を行おうとしていた殺し屋2人組にウォルターは命を狙われていたが、ガスによりその企ては防がれる。2人組に、トゥコの復讐相手は、DEA捜査官ハンクであるとガスは教える。ハンクは、2人組を返り討ちにした。
3) ジェシーがトラブルを起こし、安定的なメス製造ができないと悟ったガスは、ウォルターたちを抹殺しようとする。逆に、ウォルターはガス殺害を企てるが、ガスにより拉致されてしまう。

娘・ジェーンがジェシーとの薬物過剰摂取により死亡し、ショックを受けた父・ドナルド。彼は航空管制官であり、復帰後の判断ミスによる飛行機事故が発生する。ウォルターは離婚調停中の妻スカイラーにメタンフェタミン(メス)製造の秘密を知られ、誰にも口外しないという条件で離婚に応じるよう迫られる。一方、更生施設から出たジェシーは隠した金の元へ。

グスタヴォ・”ガス”・フリング(フライドチキン専門のファーストフード店やクリーニング工場などの経営者として知られるが、裏の顔は、メス販売の元締め)からメスを大量に注文されるウォルターだが、引き受けを断る。そんな中、新しい殺し屋2人組が登場する。

スカイラーからの離婚申し立てを受けイラつくウォルターは、警察官と小競り合いをして逮捕されてしまう。ハンクの助けで署を出たウォルターは、ガスからの新しい依頼について弁護士ソウルに相談。ソウルは取引に応じるようアドバイスし、ウォルターに監視役マイクをつける。一方、殺し屋2人組がトゥコの叔父に会いに高齢者施設を訪れ、そこでウォルターの名前を知る。

スカイラーは自宅に侵入したウォルターを追い出そうと警察を呼ぶが、息子がちょうど帰宅し、母親の仕打ちを非難する。そんな中、ガスの元にトゥコを操っていた大物黒幕ホアン･ボルサがトゥコの叔父と従兄弟2人組を訪れる。トゥコの復讐が先か、ガスの注文が先か、という内容の会談が行われた。ウォルターの命はこの2組に握られることになる。一方、一連の出来事が次第にハンクの精神を蝕んでいく。

スカイラーが上司テッドと関係を持ったと聞いたウォルターは逆上し、テッドのオフィスまで押しかける。ウォルターの一連の姿を目撃していた監視役のマイクは、彼が殺し屋に狙われていることに気が付く。ジェシーは独自に再びメス製造を始め、ウォルターにガスを紹介するよう迫るが拒否される。やむをえず1人で何とかガスと取引しようとするジェシーだったが、ガスは「ジャンキーとは取引しない」と断られてしまう。
弁護士ソウルはメス製造を続けるようウォルターとジェシーを説得しようとする。ガスに新しいラボを見せられたウォルターは、自分に残されている道は一つしかないことを悟る。スカイラーが離婚相談中に夫のメス製造に対するほう助を指摘され悩んでいた頃、ウォルターは離婚書類にサインする。そんな中ハンクは捜査の新しい手がかりを見出し、真相に迫り始める。

ウォルターは新しい作業場でアシスタントのゲイルと知り合い、最高品質のメスを作るために2人は張り切る。一方、離婚に応じる理由をスカイラーはウォルターに問いただし、メスで得た金で家族を養わないように説得するが、ウォルターは家を出てしまう。そんな中、ハンクの執拗な捜査がウォルターとジェシーに迫る。ジェシーを追跡することでハンクは、キャンピングカーの運ばれた廃車場を突き止める。

廃車場で証拠となるキャンピングカーの押収を試みるが、オーナーに「調べるなら、礼状を出せ」と迫られる。さらに「奥様が交通事故で…」とニセの看護師からの電話をハンクにかけさせ、その隙にキャンピングカーを処分する。

大事な証拠である車を処分され、さらには妻が重症とウソをつかれたことに逆上したハンクは、ジェシーを追及し大けがをさせる。それがきっかけで足がつくことを恐れたウォルターは、再びパートナーとして一緒に仕事をしようとジェシーを誘う。

一方、殺し屋の2人組は、トゥコを撃ったのがハンクであることをガスから知らされる。ハンクは、ジェシーを負傷させたことで停職中であり、銃を持っていなかった。殺し屋2人は、ハンクを襲いに行くが、直前にガスから「これからお前の命を狙いに行く2人組が行く」と知らされる。ハンクは、自らも脚を負傷しながらも、殺し屋1人を倒し、もう1人にも重症を追わせ、命拾いした。

ハンク病院に重体のハンクと殺し屋が運び込まれる。ハンクの妻マリーは事の真相もわからず、重傷を負った夫をひたすら気遣う。病室を覗いた際に殺し屋と目があったウォルターは、ギャングたちの本当の目的を察知する。狙いはハンクではなく自分だったのだ。一方、ゲイルが去ったラボでは、パートナーとして復活したジェシーが納期を守ろうと奮闘していた。

ハンクは手術を受けるも成果が出ず、長期の治療が予想された。一刻も早くリハビリを開始したいマリーだったが、保険会社からの許可が下りず憤る。スカイラーは、保険の適用範囲外の治療にかかる費用は自分が負担するとマリーに約束する。一方、自分の取り分に不満なジェシーは、もっと稼ぎを増やそうと仲間と企てる。

大量のメス製造に追われ、精神的な疲労を覚えるウォルター。あまりの作業量の多さにアシスタントを雇おうとジェシーは提案するが、ウォルターは全く取り合わない。ある日1匹のハエがラボに侵入し、2人はハエ退治に夢中になり一晩を過ごす。

弁護士ソウルに会いに行ったスカイラーだったが、彼が提示する資金洗浄の案に乗ることができないでいた。盗んだドラッグの横流しをして金を作ろうとするジェシーは、更生中の中毒患者にブツ売りさばく計画を立てる。そのために一人の女性と親しくなるが、彼女から弟の話を聞かされ愕然とする。弟は、かつての仲間を射殺した少年だったのだ。

自分の仲間コンボを殺害した犯人が11歳の少年だったと知ったジェシー。殺害命令を下した2人のギャングを狙う彼の執念に危険を感じたウォルターは、弁護士ソウルに相談をする。メス供給の流れが止まることを懸念したガスは、ジェシーの意を汲みギャング2人に子供を使わないよう指示をする。ところが、ギャングは少年の口を封じるために、殺害してしまう。怒りを覚えたジェシーは、2人を殺害しようとする。返り討ちにされようとしていたジェシーを、ウォルターは助ける。

安定したメス取引が維持できないガスは、ついにウォルターとジェシーを抹殺することを決意する。そしてアシスタントのゲイルにメス製造の手順をウォルターから習得するよう仕向けるが、ウォルターは隠された意図に気がつく。監視役マイクがジェシーの行方を追う中、ウォルターはジェシーを助けようとするが、逆に自分がマイクと殺し屋に拉致されてしまう。

拉致されたことをなんとか伝えたウォルターは、ジェシーにゲイル殺害を指示する。ゲイルを失った元締めのガスは、メスの製造をウォルターとジェシーに託すしかないと悟る。

【関連記事】
「Breaking Bad(ブレイキング・バッド) season1」あらすじ・ネタバレ

「Breaking Bad(ブレイキング・バッド) season2」あらすじ・ネタバレ

「Breaking Bad(ブレイキング・バッド) season4」あらすじ・ネタバレ

「Breaking Bad(ブレイキング・バッド) season5」あらすじ・ネタバレ


ネタバレ作品一覧

トップページへ「1分で分かるネタバレ」