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ドラマ「すべてがFになる」第5・6話「すべてがFになる」ネタバレ・あらすじ

2014.11.17 (Mon)
登場人物

犀川創平(綾野剛):国立N大学建築学部の助教授。
西之園萌絵(武井咲):国立N大学前学長の娘で、犀川の教え子。
真賀田四季(早見あかり):天才プログラマで幼少より世間の耳目を集めるが、両親を殺害した罪により、真賀田研究所内に隔離されている。
新藤清二:真賀田研究所所長、四季の叔父。
山根幸弘:真賀田研究所副所長。

簡単に説明すると…
1) 真賀田四季と思しき四肢を切断され、ウェディングドレスを着た死体が隔離部屋から出現。だが、これは実は四季の密かに産んだ娘・ミチルの遺体だった。
2) 四季は、ミチルの成長にともない、密かに入れ替わった。四季はミチルに自身を殺害させ、新藤所長の協力のもと、秘密裏に脱出させようとしていたが、ミチルはその計画を拒否。仕方なく四季は、ミチルを殺害させ、自身の遺体と偽装した。
3) 四季と新藤は叔父と姪ながら関係を持ち、妊娠。ミチルの父親は、新藤だった。激怒する両親を、新藤は殺害。こうした背景があったため、新藤は四季に協力したのだった。
起:天才プログラマ・真賀田四季

西之園萌絵(武井咲)と犀川創平(綾野剛)は、ゼミ旅行と称して真賀田四季(早見あかり)の研究所がある島へやってくる。

15年前、当時14歳だった四季は両親を殺害した容疑で裁判にかけられるが、心神喪失が認められ無罪となっていた。9歳でアメリカの大学に入学し11歳で博士号を取得、12歳でIT企業の主任エンジニアとなるなど、天才プログラマーとしてその名を馳せた四季の事件は、世間を大きく騒がせた。以来、四季は研究所に籠り、一度も外出していないという。

承:ウェディングドレスの死体

特別な許可を得て研究所を訪ねた萌絵と犀川は、不在の所長・新藤清二(冨家規政)に代わり副所長の山根幸宏(利重剛)から最新鋭の管理システムについて説明を受ける。そこへ、四季からの緊急コールが入った。地下にいる四季の部屋へと駆けだした山根に続き、萌絵と犀川も走り出した。

四季の部屋の前室は、警報音が鳴り響きパニック状態に陥っていた。部屋に入りたいが、システムエラーで扉が開かないという。そこへ、清二の妻で四季の叔母の新藤裕見子(藤吉久美子)が現われる。扉を壊して進入するしかないと言うスタッフに、裕見子は清二の許可がいると躊躇する。

そのとき、警報音が止んで照明が明滅し始める。主任プログラマーの島田文子(山田真歩)が確認するが原因はわからない。すると今度は、ロックが自動で解除されゆっくりと扉が開き始めた。暗闇の中、萌絵らが目を凝らすと、ウエディングドレスのような白い服を着た人影が出てきた。四季と考えられたその遺体は、四肢を切断された上、移動式の機械に乗せられていた。

殺人事件で騒然とする中、新藤清二藤所長がヘリコプターでやってきた。新藤は1人の女性を連れてきており、四季の妹・真賀田未来と紹介された。その直後に新藤までもが殺害され、副所長の山根も謎の死を遂げる。

転:犀川の推理

犀川は、隔離された時点で、四季が妊娠していたのではないか、と考える。隔離区画でその子供を出産し育て、四季自身を殺害させたのではないか、と仮説を立てる。

さらにコンピュータのオペレーティングシステム「レッドマジック」のコードを確認したところ、トロイの木馬が仕掛けられ、「(16進法)FFFFF=(10進法)65535時間=およそ15年」経過すると発動するようになっていたと判明する。

研究所員や犀川らが四季と思っていた人物は、そもそも四季ではなく、娘・ミチルであった。四季は数年前から、ミチルにモニター前に座らせ、自身が話す内容を語らせていたのだった。

四季は犀川の仮説通り、ミチルに自身を殺害させようと決めていた。ところが、ミチルは四季殺害を拒否。そのため、計画変更を余儀なくされた四季はミチルを四季として殺めることとした。

遺体の両腕が切断されていたのは、指紋を採取されることで四季ではないと露見することを怖れたからであった。両足を切断したのは、両腕の切断を不審に思われないようにするためだった。

さらに四季は、存在しない妹・真賀田未来を装い、島外に出ることを目論んだ。新藤は、四季が隔離区画内で出産したミチルの存在を知っていた。四季は、当初から予定していたミチルの脱出計画を持ちかけていた。ところが、ヘリポートに現れたのはミチルでは無く四季。驚いた新藤を、四季は用意していたナイフで刺した。即死ではなかったため、ヘリから降り立ち、四季を未来と紹介することはできたが、その後、新藤は死亡した。

結:新藤所長の過去

新藤が四季を庇った理由は、1) 新藤は叔父でありながら四季を妊娠させていた。つまり、ミチルの父親は新藤。2) 叔父と姪が関係を持ち、さらには妊娠までしていることに、四季の両親は激怒した。問題が明るみになることを恐れた新藤は、四季にナイフを握らせ、四季の両親を殺害した…ということだった。

山根副所長は、OS・レッドマジック内のトロイの木馬に気付いたためだった。山根は四季の想定よりも1時間早く事態に気付いてしまったため、命を落とす結果となった。犀川が四季の計画を全て察知する以前、とうに四季は学生たちに紛れて島を離れていた。

数日後、大学の図書館の前に四季が現れた。しばらくの会話の後、四季は男性たちに連行されていった。ところが、数十分後、萌絵と会った犀川は、「監視が今日付けで解かれていた」ということを知る。四季らしき人物が、東京に現れたとの情報があったためだった。四季を連行した男性たちも、四季の用意した者たちだったのだろう。犀川は、最後まで四季の手のひらの上で踊らされていたのだった。

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