「ベイマックス」あらすじ・ネタバレ
2014.12.26 (Fri)
登場人物
ヒロ・ハマダ:主人公。13歳で高校を飛び級で卒業した、14歳のロボット工学の天才少年。
タダシ・ハマダ:ヒロの兄。サンフランソウキョウ工科大学の大学生で、ベイマックスの開発者。
キャス:ヒロとタダシの叔母で、二人の親代わり。
ゴー・ゴー:タダシの学友。大学では電磁サスペンションを使った反重力バイクの開発をしている。
ワサビ:タダシの学友。何でも切れるレーザーカッターを開発している。
ハニー・レモン:タダシの学友。化学者。
フレッド:タダシの友人。SFやスーパーヒーローが大好き。実家は豪邸である。
ロバート・キャラハン教授:サンフランソウキョウ工科大学の教授でロボット工学の第一人者。
アリステア・クレイ:技術会社「クレイテック」の社長。
アビゲイル・キャラハン:クレイテック社の社員。キャラハン教授の娘。
簡単に説明すると…
1) ロボット工学の天才少年 ヒロ・ハマダは、兄を火災事故で亡くす。落ち込むヒロの元へ、ケアロボット・ベイマックスが現れ、ともに兄の死の謎を探ることとなった。
2) 謎の仮面の男が現れ、ヒロの発明したマイクロボットで襲う。ヒロは、兄の死の謎を解明するため、仮面の男の足取りを追う。
3) 謎の男の正体は、兄・タダシの恩師であるキャラハン教授だった。キャラハン教授も火災で死亡したと思われていたが、マイクロボットで身を守ったのだった。
4) キャラハン教授は、娘をクレイテック社の社長 アリステア・クレイの行った実験の中で異次元に行方不明にさせられ、復讐を果たそうとしていた。クレイをヒロたちは守り、ヒロは行方不明となっていたアビゲイルを救う。その中でヒロはベイマックスを失うが、残されたメモリーカードのデータを元にベイマックスを復元し、再びヒーローとして活躍し続けるのだった。
起:ヒロの目標
サンフランソーキョーに住む14歳の少年ヒロは、非合法のロボット・ファイトに夢中になり、問題を起こしていた。そんな弟を見かねた兄のタダシは、自身の所属する工科大学へ連れていく。
そこで数多くの発明研究を目にし刺激を受けたヒロは、科学の夢を追究したいと飛び入り入学を決意する。
ヒロに大学へ入学する方法問われたタダシは、「大学の研究発表会で、ロバート・キャラハン教授に認められる独創的な発明を行う」ということを提案する。ヒロは、指先ほどのサイズの「マイクロボット」を作り出す。
「マイクロボット」を頭部に装着した神経トランスミッターでコントロールし、集合体で思うままの物を作り出すことができる。この発表は大成功し、ヒロはキャラハン教授から直々に入学を許可される。
承:タダシの死
ヒロはタダシとともに喜びをわかちあうが、間もなくして会場で火災事故が発生する。燃え盛る建物に取り残されたキャラハン教授を助けようと、タダシが建物の中へ向かうが、爆発が起こって巻き込まれ、タダシは死亡する。
兄を失い、悲嘆に暮れるヒロ。そんな彼の前に現れたのは、ケアロボットのベイマックスだった。それは心と体を守るケアロボットで、戦闘能力も戦闘意欲も持たない、心優しいロボットだった。
上着のポケットに、ただひとつ残されていたマイクロボットが、反応を示していた。マイクロボットは、近くにその他のマイクロボットがあると、集まろうとする反応を示すのだった。
マイクロボットが示す方向に、ベイマックスととともに向かうと、たどり着いた先は古びた倉庫だった。そこでは、火災で失われたはずのマイクロボットが大量に生産されていた。そこに、マイクロボットを操ってヒロたちを襲う歌舞伎の仮面を被った謎の男がいた。
転:謎の仮面の男
命からがら逃げ出したヒロは、警察署に駆け込むが、話を信じてもらえない。ベイマックスと自宅へ戻ると、ヒロは謎の男が、マイクロボットを我が物にするため、火災をわざと起こしたのではないか、と考える。
ヒロは、タダシの死の真相を知るため、ベイマックスをバージョンアップし、謎の男の足取りを追った。その中で、タダシの学友であるゴーゴー、ハニーレモン、ワサビ、フレッドを仲間とし、謎の男がいる孤島に向かう。
孤島には、研究室らしき部屋があり、そこに残された映像から、クレイテック社のアリステア・クレイが、テレポーテーションの実験中に、キャラハン教授の娘であるアビゲイル・キャラハンが事故に巻き込まれ、行方不明となったことを知る。そして、キャラハン教授がクレイに詰め寄る様子が映像に残されていた。
研究室にいたヒロたちを、謎の男が現れる。死闘の中、仮面が外れて謎の男がキャラハン教授であることが判明する。キャラハンは、火災の時にマイクロボットを使用し、身を守ったのだった。キャラハン教授は、娘を失わせたクレイ社長を恨み、マイクロボットで復讐を行おうとしていた。
ヒロは、ベイマックスにキャラハン教授を殺すように指示する。ベイマックスはケアロボットであり、その命令に従うことはできない。ケアロボットのデータが入ったカードを抜き、ヒロは戦闘データのカードを入れ、キャラハン教授を襲わせる。
命を奪うことに反対したハニーレモンらは、ベイマックスのカードを入れ替え、キャラハンは命からがら逃げ出す。
結:キャラハンの狙い
ベイマックスは、タダシがどのような目的で自分を創りだしたのかを映像でヒロに見せ、ヒロはキャラハンに対する復讐心に燃えていた心を落ち着かせることができた。仲間と和解したヒロは、クレイを殺害しようとしているキャラハンの元へと急ぐ。
キャラハンは、娘・アビゲイルが命を落としたテレポーテーションの装置で、異空間へクレイの巨大な会社を飲み込ませようとしていた。ヒロらは力を合わせ、マイクロボットを異空間へ飲み込ませ、キャラハンを無力化し、捕らえる。
そんな中、ベイマックスは、異空間にアビゲイルの生命反応があることを発見する。ヒロとベイマックスは、アビゲイルを救出しに異空間へと向かう。アビゲイルを発見したヒロたちは戻ろうとするが、巨大な建築物の破片にぶつかり、ベイマックスのパワードスーツが壊れてしまう。
このままでは元の世界に戻れない状況で、ベイマックスはロケットパンチでヒロたちを押し出すことを提案する。だが、それではベイマックスは戻れないため、ヒロは反対する。ベイマックスはヒロを説得し、ケアを完了する「ベイマックス、もう大丈夫だよ」というヒロの言葉で、ロケットパンチを発射したベイマックスは、異空間へと沈み、ヒロたちは元の世界へと戻ることができた。キャラハンは逮捕され、アビゲイルは救出された。
平和が戻り、ヒロは大学へと進学した。そして、ベイマックスの放ったロケットパンチの中に、メモリーカードが握られていたことを知る。そのデータを使用し、ヒロはベイマックスを復活させる。
戻ったベイマックスや、ゴーゴー、ハニーレモンらとともに、ヒロは再びヒーローとして人々のピンチを救うこととなった。
スタッフ
監督:ドン・ホール 、 クリス・ウィリアムズ
脚本:ロバート・L. ベアード 、 ダニエル・ガーソン
ヘッド・オブ・ストーリー:ポール・ブリッグス
製作総指揮:ジョン・ラセター
製作:ロイ・コンリ
プロダクション・デザイン:ポール・A・フェリックス
音楽:ヘンリー・ジャックマン
日本版声優
ヒロ・ハマダ:本城雄太郎
ベイマックス:川島得愛
キャス:菅野美穂
タダシ・ハマダ:小泉孝太郎
フレッド:新田英人
ゴー・ゴー: 浅野真澄
ワサビ:武田幸史
ハニー・レモン:山根舞
ロバート・キャラハン教授:金田明夫
アリステア・クレイ:森田順平
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