「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」あらすじ・ネタバレ
2015.02.03 (Tue)
登場人物
デイヴィッド(ロバート・デ・ニーロ):心理学者
エミリー(ダコタ・ファニング):デイヴィッドの娘
アリソン(エイミー・アーヴィング):デイヴィッドの妻
キャサリン(ファムケ・ヤンセン):児童心理学者
簡単なあらすじ
1)エミリーは、母・アリソンが手首を切って死亡している現場を見かけ、心を閉ざしてしまう。そんな様子を見かねたデイヴィッドは、心を癒やすため、郊外に引っ越す。
2) だが、次第にエミリーは、見えない想像上の友人・チャーリーと遊び始める。それと同時期、飼い猫と町で出会った女性・エリザベスが死亡する。エミリーは、「チャーリーがやった」と言うのだった。
3) 実は、チャーリーとは、デイヴィッドのもう一つの人格だった。チャーリーは、アリソンの浮気を知って、彼女を自殺に偽装して死亡させたのだった。凶暴な人格に支配されたデイヴィッドから、児童心理学・キャサリンはエミリーを守る。キャサリンは、エミリーを引き取り、一緒に暮らすことにした。
起:アリソンの死
アリソン(エイミー・アーヴィング)は、浴室で手首を切り、自殺してしまう。アリソンの夫で心理学者のデイヴィッド(ロバート・デ・ニーロ)は、そのショッキングな現場を目撃してしまった以来、すっかり心を閉ざしてしまった娘・エミリーの心の傷を癒そうと、ニューヨーク郊外の湖のほとりにある静かな町に移り住む。
承:エリザベスとの出会い
いつしか、エミリーは想像上の友達であるチャーリーとかくれんぼをして、遊ぶようになっていた。そして、ある日、深夜に浴室での物音に気づいたデイヴィッドは、クレヨンで殴り書きされた「彼女を殺したのはお前だ」という文字を見つける。エミリーは、「それを書いたのはチャーリーよ」と、泣きじゃくりながら言うのだった。
デイヴィッドは、町でエリザベス(エリザベス・シュー)という女性と知り合う。エリザベスには、エミリーとほぼ同い年の姪・エイミーがおり、エミリーの遊び相手になってもらうことを期待し、彼はエリザベスと親しくなる。
エミリーは、エイミーの人形の顔を潰し、「もう来ない方がいい。次はあなたの番かも」などと言う。その後、キャサリンらと食事をとるときも、エミリーは彼女に、「ママと同じようにならなきゃいいね」と不穏なことを言うのだった。
転:猫、そしてエリザベスの死
デイヴィッドがエリザベス(エリザベス・シュー)を家に招いた夜、飼い猫が殺されてしまう。そして、後日、窓からエリザベスは背中を押され落下。彼女もまた、死亡してしまう。「誰がやったんだ?」と質問するデイヴィッドに、エミリーはまた「チャーリーがやった」と答えるのだった。
デイヴィッドは、ナイフを持ちながらチャーリーを探しに行き、そこへ隣人が現れる。その隣人を怪しんだデイヴィッドは、ナイフで切りつけようとし、怯えた隣人はデイヴィッドから逃げた後に、警察を呼ぶ。
一方、デイヴィッドは、引越しの準備を進めていた自分の部屋で、荷解きを行なったと思っていたが、その形跡がないことや、 エミリーのことを書いた日誌に、何も書かれていないことを見つけ、次第にあることに気づき始める。実はチャーリーとは、分裂したデイヴィッドのもう一つの人格だった。妻もまた、浮気をしていることを知ったデイヴィッドのもう一つの人格・チャーリーにより、自殺に見せかけて殺害されていたのだった。
結:チャーリーの正体
通報で現れた保安官を、デイヴィッドはシャベルで殴り倒す。そして、彼を地下室に運び入れる。また、やがて、デイヴィッドと頻繁に連絡を取り合っていた児童心理学者のキャサリン(ファムケ・ヤンセン)がやってくるが、チャーリーに襲われ、地下室に入れられてしまう。父に怯えたエミリーは、外に逃げ出す。キャサリンもまた、保安官の銃を取り出し、デイヴィッドを追う。エミリーは洞窟の中に隠れ、キャサリンはチャーリーと化したデイヴィッドを射殺する。
キャサリンはエミリーを引き取って、一緒に暮らし始めるのだった。平穏な生活になったと思いきや、エミリーの描く絵からは、彼女にもまた、二重人格を疑わせるような様子が見てとれるのだった。
もう一つのエンディング
キャサリンは、エミリーのもとを訪れる。「ドアは、開けたままにしておいて」「ごめんなさい、それはできないの」というやりとりの後、キャサリンは部屋を出る。その部屋とは、精神病院だった。エミリーは、そこへ入院しているのだった。
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