「ジャッジ!」あらすじ・ネタバレ
2015.02.10 (Tue)
登場人物
太田喜一郎(妻夫木聡):落ちこぼれ広告マン。
大滝一郎(豊川悦司):太田の上司。有名CMクリエイター。
大田ひかり(北川景子):太田の同僚。有能なCMクリエイターで、太田の付き添いで、ニセの妻としてサンタモニカ国際広告祭に同行する。
木沢はるか(鈴木京香):CMクリエイター。サンタモニカ国際広告祭に審査員として参加している。
鏡(リリー・フランキー):窓際族社員。なぜか国際広告祭に詳しい。
簡単なあらすじ
1) 落ちこぼれの広告マン・太田喜一郎(妻夫木聡)は、上司・大滝一郎(豊川悦司)の命令で、サンタモニカ国際広告祭に参加させられる。有能な同僚・大田ひかり(北川景子)を伴い、太田は出向くが、そこで、「大スポンサーの社長の息子が制作した駄作CMを入賞させなければ、クビになる」という事実を知らされる。
2) 同じく日本代表のCMクリエイター・木沢はるか(鈴木京香)のCMに感動した太田は、彼女のCMを推すことにする。
3) 買収工作でほぼ決まっていた審査員に「本当に好きな作品に投票しよう」とスピーチし、心を動かし、木沢のCMを大賞にさせることに成功する。また、太田が推すよう命じられたCMも入賞し、太田はクビを免れた。同行した大田との仲は映画祭の中で縮まり、最後には結ばれる。
起:ダメ広告マン・太田喜一郎
落ちこぼれの広告マン・太田喜一郎(妻夫木聡)は、エースコックのキツネうどんのCMで、キツネの着ぐるみに入って腰をふらされていた。太田は、社内一のクセモノ上司・大滝一郎(豊川悦司)とともにCM制作を行っていたのだった。
エースコックの宣伝部長に見せると、「キツネではなく、ネコだろ?」と言われ、ネコの鳴き声を入れて無理やりネコだということにさせられる。結果、酷い出来のCMは、大滝の名前は消され、太田の名前だけ残されることになった。
承:サンタモニカ国際広告祭
大滝は、テレビCMの世界一を決めるサンタモニカ国際広告祭に参加予定だったが、大スポンサーであるちくわ屋の息子が作った駄作CMを「入賞させなければ、スポンサー番組から全て手を引く」と言われ、その厄介な役回りを太田に押し付ける。
太田は、毎夜開かれるパーティーに同伴者が必要と知り、仕事はできるが、ギャンブル好きの同僚、大田ひかり(北川景子)に同行を懇願する。ひかりは嫌々ながら偽の妻として、太田と一緒に広告祭へ行くことになる。
戸惑う太田は、なぜか審査会に詳しい窓際族の鏡さん(リリー・フランキー)から、ペン回しやオタクを装うという、怪しげな特訓を受ける。
転:国際広告祭の裏側
世界各国の代表が集う華やかな審査会が開幕されるが、ちくわのCMで賞を獲らなければ、太田は会社をクビになってしまうという事実を知る。一方で、太田と大田の距離は徐々に縮まっていった。
審査員は世界中の広告代理店から、15 名が代表で集められ、その中に、太田ともう1人、ライバル代理店の凄腕クリエイター・木沢はるか(鈴木京香)がいた。各代表全員、ロビー活動に奔走する。
だが、アメリカ人・ギル副審査員長が約半数の審査員を取り込み、自社のCMをグランプリにしようと画策していた。そんなギルのCMの最大のライバルになると思われるのが、はるかが制作したTOYOTAのCMだった。
結:波乱の最終選考
ギルの画策により、太田及びはるかのCMは予選落ちする。最終審査前の復活審査で、太田は、はるかの制作したCMに感動し、自社のちくわCMではなく、はるかとともにTOYOTAのCMを推薦するように各審査員に依頼する。
その姿に感動した審査員らの推薦もあり、ちくわのCMとTOYOTAのCMが最終審査に復活することになった。最終審査では自社CMを応援することは禁止されている。そこで、ちくわのCMの駄作っぷりを痛感している太田は、あえて自社CMを推薦することで、ちくわのCMを失格にさせた。
太田は、鏡から伝授された『世界一の料理にありつける本』の内容をスピーチし、「本当に好きな作品に投票しよう」と呼びかける。その言葉に賛同した審査員は、買収工作などに惑わされず、TOYOTAのCMに投票する。
はるかの制作したCMが大賞を受賞し、ちくわのCMも受賞し、サンタモニカ国際広告祭は幕を閉じる。また、太田と大田は結ばれるのだった。
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