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「インビクタス 負けざる者たち」あらすじ・ネタバレ

2015.02.25 (Wed)

簡単なあらすじ


1) 反アパルトヘイト運動により反逆罪として逮捕され27年を監獄で過ごしたネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)は、釈放後に南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。だが、国内は白人と黒人に分かれ、決して一枚岩ではなかった。
2) そこで、マンデラ大統領は、自国で開催するラグビー・ワールドカップで、南アフリカ共和国のチーム、スプリングボクスの優勝・国内融和を目指す。
3) チームキャプテンのフランソワ・ピナール(マット・デイモン)の奮闘もあり、チームはまとめ上げられる。そして、ついに決勝でニュージランドのオールブラックスを倒し、優勝を勝ち取る。その勝利により、国は一つになって、人々は歓喜の声を上げた。

起:マンデラ大統領


反アパルトヘイト運動により反逆罪として逮捕され27年を監獄で過ごしたネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)は、釈放後の1994年、遂に南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。

マンデラ大統領は、国民の間に人種差別と経済格差がいまだに残されていることを痛感する。白人の職員が一斉に辞めようとする中、「過去は過去だ。皆さんの力が必要だ。我々が努力すれば、我が国は世界を導く光となるだろう」と語りかける。また、黒人で固められていた警護班に白人を追加配属し、反発する者には「赦しが魂を自由にする」と諭す。そんな人種差の問題が山積し、さらには未だに国内経済を白人が掌握している状態だった。

そんな中、スポーツという世界共通言語で国民の意識を変えることができると信じるマンデラは、弱小だった南アフリカ代表ラグビーチーム・スプリングボクスの再建を決意する。

承:ラグビーで一つに


翌年、自国で開催するラグビー・ワールドカップに向け、黒人の反対を押し切り、白人チームであるスプリングボクスを存続させた上で、マンデラとチームキャプテンのフランソワ・ピナール(マット・デイモン)は、互いに協力していくことを誓う。

マンデラは、スプリングボクスのメンバーと黒人少年たちとを交流させ、ラグビーを教える。ラグビーはアパルトヘイトの象徴として、多数を占める黒人の国民のあいだでは非常に不人気なスポーツだったのだった。地道な活動により、国民のあいだでチームの人気が少しずつ高まり、自分たちの存在が国内のみならず世界的に注目されるようになっていく。そして、フランソワもチームをまとめ上げていくのだった。

転:ワールドカップ開幕


ワールドカップが開幕し、スプリングボクスが準決勝まで順調に勝ち上がる。試合と試合の間に、メンバーは、かつてマンデラ大統領が囚われていた監獄を訪れる。そこで日々を過ごしたマンデラの思い、そして彼の叶えたい夢を胸に、メンバーは準決勝でも、強敵・フランスに勝利する。

オールブラックス(ニュージーランド)との決勝戦では、6万人もの観客が集まっていた。SPが神経を尖らせる中、マンデラ大統領も現れ、試合前にグラウンドで、選手たちと握手をしていく。ニュージランドの選手とも、1人1人、マンデラ大統領は握手するのだった。

結:国が一つに


試合が始まり、一進一退の緊迫した中、延長戦に突入する。フランソワは、残り1分で賭けに出る。見事、得点を獲得して勝利する。試合終了を告げるホイッスルが鳴り響く中、南アフリカの国民全員が歓声を上げた。

白人、黒人という人種の違いに関係なく、街中の至るところで、喜びを分かち合った。マンデラのスポーツを通しての国内融和が成功し、国が一つになった瞬間だった。


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