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ドラマ「流星ワゴン」第七話あらすじ・ネタバレ

2015.03.01 (Sun)

簡単なあらすじ


1) 健太(高木星来)は、母親に会うことを希望する。それは、成仏してこの世を離れる覚悟をするということだった。橋本(吉岡秀隆)は、離れがたい思いを抑えつつ、健太の覚悟を尊重し、母親と一緒に会わせる。
2) 母親と再会でき、健太は大喜びする。橋本は健太を、事故現場に連れて行き、成仏させようとするが、健太は拒否する。橋本の手を振り払い、道路に飛び出した健太は、走ってきたトラックの前に出てしまう。身を挺して橋本は健太を助け、真剣に叱りつけ、橋本の愛を健太は痛感する。
3) 健太は成仏することを決意するが、結局、橋本の元へと戻ってきてしまった。

起:死にゆく忠雄


現実世界の忠雄(香川照之)は、心停止状態となるも、救命措置で奇跡的に持ちこたえた。だが、依然として危険な状態に変わりはなく、その時は刻一刻と近づいている。「一雄のこと、待ってるんだよ」と、ベッドに横たわる忠雄を見つめながら、澄江(倍賞美津子)は智子(市川実和子)に呟く。
 
一方、生霊の忠雄を襲っていた苦しみもパタリと止み、橋本(吉岡秀隆)が次の分岐点へとワゴンを走らせようとした時、健太(高木星来)が「嫌だ!」と叫ぶ。澄江の言葉に勇気をもらった健太は、母親が自分のことを覚えているかどうか確かめる決心をしていた。「今度は逃げないから」そう覚悟を示す健太に橋本は言う。

承:橋本親子の覚悟


「母親に会うということは、未練を断ち切って成仏することだ」と橋本は言い、うなずく健太を、微笑んで送り出す。しかし、その笑顔の裏に何かが隠されていると、忠雄だけが感じ取っていた。
 
その夜、忠雄は橋本を居酒屋に連れ出す。たまには親父同士も良いだろう、と豪快にビールを煽った忠雄は、「お前、ホンマに健太を成仏させたいんか?」と橋本に問いかける。橋本は、「僕は、生まれ変わりを信じます。そのためにも、健太を成仏させなければいけないんです」と答えた。

翌朝、橋本をだけをワゴンに残し、一雄(西島秀俊)たちは健太の母親の家へ向かう。成仏するには、夜が明ける前に蓼科峠の事故現場へ戻らなければならない。意を決して母親に会おうとする健太。だがその前になぜか忠雄が立ちはだかる。

橋本と飲んだ夜、忠雄は橋本から、「健太と一緒に成仏することはできない」と明かしたのだった。忠雄は、死を迎えようとしている人々を乗せることを贖罪としてし続けなければならなかったのだった。

そのため、橋本は健太を成仏させることを望む一方、それに相反するように、健太と一緒にいることもまた望んでいたのだった。だが、橋本は健太の覚悟もあり、ようやく健太を成仏させることを選択したのだった。だが、この橋本の思いを汲んで、忠雄は悲しすぎる親子の別れとならないよう、健太を引き留めようとしてしまったのだった。

転:母親との再会


健太の母親の家を訪れると、母親は庭で倒れていた。どうやら頭を打ち、気を失っていたようだった。一雄は救急車を呼び、早めの処置で母親は一命を取りとめる。

病院のベッドで、眠っていた母親に健太は語りかけ、別れを告げる。目を覚ました母親は、「健太でしょ?」と呼び止め、泣きだした健太を優しく抱きしめるのだった。親子で楽しく語らい、母親は健太の弟となる健一のボールを健太にプレゼントする。

結:健太との別れ


橋本のもとへ健太は戻ると、健太は「成仏したらママのこと忘れちゃうんでしょ?成仏したくない」と言い出してしまう。

橋本は無理やりクルマに乗せようとするが、健太は橋本の手を振り払い、トラックの前に飛び出してしまう。橋本が身を挺して救う。「もう死んでるんだから平気なのにさ」と悪びれる様子のない健太に、橋本は平手打ちをして「お前が事故に遭うところなんか、二度と見たくないんだ!」と真剣に叱りつける。橋本の気持ちが伝わり、健太は橋本に詫びるのだった。

橋本親子は事故現場に向かう。「忠さんたちを送ったら、早く成仏してね」という健太に、橋本は「他の人たちも乗せなければいけないんだ。…パパのことは気にするな」と、まだ成仏することはできないと言うのだった。

また、「前世の記憶っていうものがある。成仏しても、健太はママのことをずっと忘れないよ。…パパのことは忘れても良い。今度は、パパみたいな情けないパパじゃなくて、もっと立派なパパの子になるんだぞ」と涙ながらに橋本は健太に優しく語りかけ、送り出すのだった。

「ごめんな、パパのせいでお前を死なせてしまって。ママと離れ離れにしちゃって、ごめんな」と橋本は詫びる。歩き出し、小さくなる健太の背中を見て、忠雄は止めようとするが、橋本がそれを制する。「行かせてやってください」と橋本は頼むのだった。

納得のいかない忠雄に、一雄は「仕方ないだろ…俺たちの別れは、もっと酷いことになる。それに比べたら、幸せじゃないか。橋本さんたちは、幸せに別れたんだ」と、伝える。

呆然と健太の消えていった先を見ていると、そこに健太の姿を見つける。「親と子の関係は理屈じゃない」と忠雄は喜ぶ。そして、橋本もまた「喜んではいけないけど、嬉しい」と健太を抱きしめる。

再びクルマを走らせる橋本は、「おそらく、次に行くところが最後です」と告げる。

原作のあらすじ:
ドラマ「流星ワゴン」原作あらすじ・ネタバレ

次話:
ドラマ「流星ワゴン」第八話あらすじ・ネタバレ

前話:
ドラマ「流星ワゴン」第六話あらすじ・ネタバレ


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