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「顔のないスパイ」あらすじ・ネタバレ

2015.03.12 (Thu)

簡単なあらすじ


1) ワシントンで、ロシアと密接な関係を持つダーデン上院議員が暗殺される。その手口から、死んだはずのソビエトの伝説のスパイ“カシウス”が活動を再開したのではないかと考えられた。
2) カシウスに詳しい元エージェントのポール・シェファーソン(リチャード・ギア)と、議員を内偵していたFBIの若手捜査官ベン・ギアリー(トファー・グレイス)は、捜査を命じられる。その捜査の中で、ベンは、ポールこそがカシウスなのではないかと疑念を抱く。
3) ポールは、亡くなった妻子の復讐のため、旧ソ連のスパイの命を殺害しており、カシウスの手口を真似ることで、カシウスのせいにしていたのだった。ポールは、上院議員殺害の犯人である元特殊部隊でKGBのボズロスキー(テイマー・ハッサン)を亡き者にしようとしたが、逆に撃たれてしまう。そこに現れたベンが、ボズロスキーを倒す。ベンは、ロシアから命じられた二重スパイで、FBIに潜入していたが、ロシアを捨て、アメリカの家族の元へと帰っていくのだった。

起:カシウスの復活


メキシコ、アメリカに隣接するソノーラ砂漠で、国境警備員が殺害された。それは、アメリカに渡ろうとする一団の仕業だった。

6ヶ月後、ワシントンで、ロシアと密接な関係を持つダーデン上院議員が暗殺される。その手口から浮かび上がったのは、死んだはずのソビエトの伝説のスパイ“カシウス”の痕跡だった。

承:ポールとベン


CIA長官のハイランド(マーティン・シーン)は、カシウスをリーダーとする暗殺集団“カシウス7”の追跡にキャリアを捧げ、今は引退した元エージェントのポール・シェファーソン(リチャード・ギア)を呼び戻し、議員を内偵していたFBIの若手捜査官ベン・ギアリー(トファー・グレイス)とともに、事件解決にあたらせる。

ポールは、すでにカシウスは死亡し、議員殺害も模倣犯によるものと考えていたが、渋々捜査に協力する。一方、カシウスに魅せられ、大学で彼についての修士論文も書いているベンは、カシウスが殺しを復活させたと確信する。

2人は、かつてポールが射殺したはずの“カシウス7”の一人、ブルータス(スティーヴン・モイヤー)がまだ獄中で生きていることを知る。ポールは、カシウスの死を証明するため、ベンを連れ刑務所へ赴くが、ブルータスから、カシウスは、暗殺者の掟を破った。だから、罰が下されたんだ」と聞かされる。

転:ベンの疑念


2人が帰った直後、ブルータスは、情報と引き換えに入手したラジオの電池を飲み込み、病院へ運ばれる。だが、その最中にブルータスは、見事脱走に成功する。だが、カシウスを名乗る男に捕まり惨殺される。その現場には、ポールの姿があった。

カシウスの魔の手は、ベンにも伸びていた。家族のいないポールは、自分と違い守るべき者がいるベンに捜査から外れるよう命じるが、カシウス逮捕にこだわるベンは、全く聞く耳を持たない。

カシウスの関わる事件を洗いなおすと、ベンは、ポールこそがカシウスなのではないか、と疑念を抱く。

結:ベンの帰る場所


捜査の中で、半年前の国境警備員殺害事件の際に奪われた車が発見される。監視カメラに映っていたのは、元特殊部隊でKGBのボズロスキー(テイマー・ハッサン)の姿だった。

彼とカシウスが同じ時期に表舞台から姿を消し、20年後に再び出現したことから、本部ではカシウス=ボズロスキーの線で捜査が進められていく。だが、ベンは、ポールこそがカシウスだと確信を持っていく。

ポールは、殺害された妻子の復讐のため、カシウスの手口を真似し、旧ソ連のスパイの命を奪っていっていたのだった。ポールは、ベンに「お前はロシアの息のかかった二重スパイだ。家族のことを考え、この件からは手を引け」と忠告するのだった。

一方、ポールは、ボズロスキーを追い、格闘の末に、撃たれてしまう。また、ベンも脚を撃たれてしまうが、奪った銃でカシウスを倒すのだった。だが、ポールはボズロスキーに撃たれたため、死亡してしまう。

ベンは、ロシアを捨て、家族の元へと戻っていくのだった。


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