「君に届け」あらすじ・ネタバレ
2015.03.23 (Mon)
簡単なあらすじ
1) 高校1年生の黒沼爽子(多部未華子)は、周囲の人々と上手く関係を築けず、その暗い見た目から「貞子」とアダ名をつけられてしまっていた。
2) だが、そんな彼女は実は心のやさしい女の子で、クラスメイトの風早翔太(三浦春馬)はそのことに気づいており、好意を寄せていた。翔太のさり気ない気遣いもあり、爽子は吉田千鶴(蓮佛美沙子)らの友人を作ることができた。
3) そんな友人たちのサポートもあり、爽子は一度は自分に自信がなくて翔太の告白を断ってしまうが、自分から翔太に交際を申し込んで、2人は爽子の誕生日に付き合うこととなる。
起:「貞子」と翔太
高校1年生の黒沼爽子(多部未華子)は、見た目が暗く、何もしていないのに周りから怖れられ、「貞子」というあだ名まで付けられてしまっていた。しかし、その見た目とは裏腹に、実は爽子はとても健気で、善意のかたまりのような女の子であった。
ただ、周囲のことを第一に考えすぎるため、自分のことをうまく伝えることが出来ず、クラスからは浮いた存在だった。
一方、爽子のクラスメイト風早翔太(三浦春馬)は、明るく誰に対しても分け隔てなく接する男の子。爽子に対しても皆と同じように明るくフレンドリーに接してくれるので、爽子は憧れと尊敬の念を抱いていた。
承:千鶴とあやね
翔太はいつも人知れずクラスのために働いたり、本当はとても前向きな爽子に特別な感情を抱いているのだが、爽子から尊敬の眼差しを受けてしまっていたため、しばらくは恋愛感情を温かく見守ることを誓う。
そんな中、翔太に誘われた肝試し大会で爽子は少しずつクラスにも打ち解けるようになり、義理人情に厚く涙もろい吉田千鶴(蓮佛美沙子)や、沈着冷静な矢野あやね(夏菜)と仲良くなっていく。
だが、爽子は他のクラスメイトが、「千鶴やあやねが爽子と一緒にいると、彼女たちまで良く思われない」と言っていることを聞いてしまう。そのため、千鶴やあやねと爽子は距離をとろうと思う。
急に爽子によそよそしい態度をとられ、千鶴たちは不思議に思う。2人を混乱させてしまい、申し訳なく思う爽子は、本当は仲良くなりたいのだと、率直な気持ちを伝えようとトイレで練習していたが、そこにいたクラスメイトが、千鶴たちの悪口を言っているのを聞いてしまう。
爽子は、友人たちの悪口を取り消すよう、クラスメイトに詰め寄る。この状況を、翔太は千鶴たちに伝え、事なきを得る。この一件で、爽子は千鶴たちとより仲良くなっていく。
転:胡桃沢の企み
友人たちに、爽子は初めて自分の気持ちを話せるようになり、心の中にある翔太に対しての特別な気持ちに気付き始めるのだった。
だが、そんな最中、翔太を中学時代から知る胡桃沢梅(桐谷美玲)が爽子の前に現れ、風早への想いを告白、爽子に協力して欲しいと告げる。胡桃沢は、爽子、そして翔太の気持ちを知った上で、協力を頼んでいたのだった。
胡桃沢の意図に気づいた千鶴とあやねは、彼女を問いただす。結果、爽子の悪い噂などを流したのも彼女の仕業であることが判明するのだった。だが、そんな彼女のことを、爽子は許すのだった。
結:付き合う2人
爽子は、翔太に告白される。だが、自信のない彼女は、その告白を断ってしまう。だが、爽子は支えてくれている友人たちの思いを受け、勇気づけられる。
爽子の誕生日、翔太に会いに行った彼女は、抱き続けてきた想いを翔太に告げ、2人は付き合うこととなった。
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