「ラン・オールナイト」あらすじ・ネタバレ
2015.05.20 (Wed)
簡単なあらすじ
1) ジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)は、マフィアお抱えの殺し屋であり、家族とは疎遠となっていた。
2) ジミーの息子のマイク・コンロン(ジョエル・キナマン)は、ジミーを雇うマフィアのボスの息子が殺人事件を起こしたところを目撃してしまう。現場に身分証明書を落としたことから、マイクは命を狙われるが、ジミーが救う。だが、今度はマフィアのボスの怒りを買い、ジミーは息子とともに命を狙われてしまう。
3) ジミーは、雇われた殺し屋に撃たれるが、息子・マイクを救う。絶命する瞬間、マイクは父・ジミーのことを許し、長年の確執は解消されるのだった。
起:マイクの危機
ジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)は、ブルックリンを縄張りとするマフィアのボスで長年の親友、ショーン・マグワイア(エド・ハリス)の依頼を請け負う殺し屋だった。だが、これまでに犯した罪の重さに苛まれ、ウイスキーを呷ることだけが日々の慰めとなり、仕事のせいで家族からも疎まれていた。
ジミーの息子のマイク・コンロン(ジョエル・キナマン)は、元プロボクサーであり、ボクシングジムで働いていた。また、その傍らで、リムジン運転手のアルバイトもしており、ある夜、アルバニア人たちを目的地である家まで乗せた。
そこは、マフィアのボス・ショーンの息子・ダニーが住んでいる家だった。アルバニア人たちとダニーは取引を巡った揉め、ダニーはアルバニア人たちを射殺する。マイクは、ボクシングジムの教え子・レッグスと、その様子を目撃してしまう。
承:ショーンの復讐
ダニーに捕まって揉み合いになったマイクは、ダニーを倒し、逃亡する。だが、その際に、財布や身分証明書を落としてしまい、それをダニーに拾われてしまう。自宅に帰ったマイクのもとへ、父・ジミーがやってきた。マイクは、母親の葬儀以来、父親と初めて顔を合せたのだった。だが、同時に、ダニーもまたやってきたのだった。
ダニーは、マイクに銃を向け、威嚇した。その様子を見ていたジミーは、マイクを射殺する。ショーンによって送り込まれた、買収された警官であるランドル(ギャヴィン=キース・ウメー)により、マイクは逮捕されてしまう。ジミーは、パトカーを追跡し、ランドルを倒し、マイクを救出する。その様子を周囲にいた人々に目撃され、2人は追われる身となってしまう。
マフィアのボスの息子を殺害してしまったジミーは、ショーンに弁明するが、ショーンは、「お前と息子を殺す」と復讐心を露わにする。ジミーとマイクへと復讐するため、ショーンは、殺し屋であるアンドリュー・プライスを雇う。
転:ジミーの決意
ジミーは、プライスの執拗な追跡をかわしつつ、命からがら逃げ出す。ジミーは、マイクの家族にも魔の手が伸びていることから、早く決着を着けようと、ショーンのアジトに向かう。親友でもあるショーンを殺害することを躊躇うが、マイクを救うため、ジミーはショーンを射殺する。
マイクの教え子・レッグスは、ダニーがアルバニア人を殺害しているところを、携帯電話で撮影しており、ハーディング刑事に提出する。レッグスは、「マイクはそんな犯罪をおかす人間ではない」と、無実を訴えた。
結:父の死
ジミーは、マイクの家族たちとともに、湖畔に逃げた。まだぎくしゃくとした関係ではあったが、ジミーは家族で過ごす貴重な時間を過ごした。だが、不意の銃声とともに、激痛が体を走った。殺し屋・プライスが狙撃してきたのだった。
マイクは、銃声を聞き、銃を手にプライスと対峙する。ジミーは、負傷しながらもライフルを手にし、命の危機を迎えた息子・マイクを助けるため、プライスの頭部を撃ち抜く。
死に瀕したジミーにマイクは駆け寄り、「お父さん」と声をかけ、長年の確執にピリオドを打ったのだった。ハーディング刑事らが到着し、そこに横たわるジミーの手の中には、自ら手をかけた犠牲者のリストが握られていた。
後日、マイクは父の葬儀で、湖畔で撮った父・ジミーとの写真を見つつ、亡き父のことを思っていた。
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