ドラマ版「ようこそ、わが家へ」あらすじ・ネタバレ
2015.06.15 (Mon)
以下、倉田家への嫌がらせなどを行っていた犯人である"名無しさん"およびその便乗犯を追うパートと、ナカノ電子部品で真瀬博樹(竹中直人)を追求するパートを分けて、あらすじを掲載する。
1) 赤崎信士のストーキング
大手出版社に勤める雑誌副編集長であった赤崎信士(市川猿之助)は、雑誌の部数が伸びず、業績不振で仕事を干されている状態で、ストレスを抱えていた。
ある日、出版関係者の集うパーティーで出会った神取明日香(沢尻エリカ)を駅で見かけ、赤崎は明日香に声を掛けようとするが、その行為が乗車割り込みをしているようになってしまい、倉田健太(相葉雅紀)に注意されてしまう。また、肩を掴まれた拍子に転倒してしまい、恥をかかされてしまう。
さらに、明日香が「逃げるか謝るか、どちらかだと思いますけど」と声をかけ、全く自分を覚えていなかったことに腹を立てた。健太の後をつけ、暴力をふるおうかと思ったが、健太が逃げ出したため、自宅を特定し、嫌がらせを行うことを考える。
自宅の花壇を荒らしたり、捨て猫を虐待してポストに入れたり、健太の請け負ったデザインの仕事受注先に嫌がらせの電話をしたことなど、赤崎が行ったことと考えられる。また、赤崎は盗聴器を円タウン出版社に仕掛け、便乗犯の出現や健太の調査の動向などを知っていた。
だが、駅に張り込んで健太が赤崎の存在を見つける。さらには、盗聴しに円タウン出版社付近にやってきた赤崎を健太が発見し、尾行して自宅を知られ、犯行を認め、警察に逮捕される。
なお、健太より一足先に"名無しさん"の正体に気づいた明日香(身につけていたアクセサリーから、ショップを割り出し、その顧客名簿の中に赤崎の名前があり、気づいた)は、赤崎の自転車サドルを傷つけ、そのことを健太に指摘されて自供。明日香は警察に出頭して、一連の事件を書籍に出版することは諦めた。
2) 保原万里江の犯行
万里江は、辻本正輝(藤井流星)に好意を持っていたが、健太の妹・七菜と辻本が付き合っていることを知り、逆恨みをするようになる。七菜に友達の振りをして近づき、七菜のケータイデータを盗みとり、辻本とのベッド写真を手に入れた。
その写真で、万里江は辻本を脅し、「七菜と別れろ。さもなければこの写真をばらまく」と言い、さらには別れた後には「辻本は、以前も元カノにストーキングを行っている」とあらぬ噂を流し、辻本と七菜を近づけないようにしていた。
万里江は、七菜から「自宅にイタズラをされている」と知り、さらなる七菜を脅す材料を探したり、七菜を陥れるために、倉田家に盗聴器を仕掛けたり、ピッキングで自宅に入ったりといったことを繰り返した。七菜を応援する振りをしていたが、湾岸テレビのアナウンサー試験直前に辻本とのベッド写真を送ったり、七菜のアナウンサーになるための夢を妨害した。
健太が自宅に取り付けた防犯カメラは、万里江はその存在を盗聴器によって知っていた。だが、健太が盗聴器の存在に気づき、それを逆手に取って、「みんな外出して、自宅に誰もいない」といったニセ情報を流し、万里江を自宅におびき出した。
ところが、健太が万里江を取り押さえる前に、万里江は逃げ出す。さらには、万里江は七菜にナイフを向ける。健太が身を挺して七菜を守ったため、健太を刺されてしまう。健太は一命を取り留め、結果、万里江は傷害事件で逮捕される。
3) 下村民子の犯行
下村民子(堀内敬子)は、セレブ主婦として、陶芸教室で知られていたが、実際は夫がリストラに遭い、多額の借金を抱えていた。民子は、楽天的で明るい珪子に対し嫉妬心を抱くようになっていた。
陶芸教室の講師・波戸清治(眞島秀和)との不倫をでっち上げようとしたり、さらには波戸が、生徒に送った置き時計に盗聴器を仕掛けて会話を定期的に盗聴していたことを知り、珪子を空き巣の容疑者にみせかけようとした。また、倉田家に嫌がらせが行われていることを知り、便乗しようとしていた。
健太は、波戸が盗聴していることを明らかにし、警察に逮捕させることにより、母の無罪を立証した。波戸は、「好意を持っている桂子さんに拒否されて、復讐のために空き巣をやっているように見せかけた」と自供したが、実際は民子の犯行だったのだ。
桂子は、健太に犯行を見破られると、倉田家に灯油を撒いて火を放とうとするが、すんでのところで健太に取り押さえられる。民子はそのまま警察に逮捕された。
倉田太一(寺尾聰)は、経理担当の社員・西沢摂子(山口紗弥加)から、真瀬博樹(竹中直人)が不正を行っていると知らされる。出張費の二重取りや、交際費の詐取など、明らかに問題であったが、真瀬は様々な隠蔽工作を行い、さらには社長からの厚い信頼があり、問題回避を行っていた。
西沢は、「真瀬部長の指示で購入した3千万円分のドリルの在庫がない」ということを太一に報告する。調べてみると、相模ドリルという会社から買ったはずのドリルが届いていなかった。そのため、営業部長・真瀬に問いただすと、それから間もなくドリルが届いた。
だが、そのドリルの品質は良い物ではなく、3千万円の価値はないと考えられた。そのことを指摘すると、真瀬は「間違って配送されたものだ。すぐ、返品して新しいものに交換させる」と言い逃れる。
さらに真瀬に疑惑の目を向ける中、そのドリルの転売先である会社が倒産。3千万円の不渡りを掴まされることとなった。これら全ては、真瀬が計画していたものだった。真瀬が前の会社倒産に伴い、負ってしまった多額の借金を肩代わりしてくれた相模ドリルに対し、3千万円を儲けさせるための計画だったのだ。
この事実を社長に明らかにし、ナカノ電子部品は相模ドリルから3千万円を返却され、事なきを得た。太一は、持川徹(近藤芳正)社長に謝罪され、留任してもらえないか、と提案されるが、「私より部長に相応しい人間がいます」と言って、西沢を推挙した上で、出向先から銀行に戻るのだった。
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倉田家パート
1) 赤崎信士のストーキング
大手出版社に勤める雑誌副編集長であった赤崎信士(市川猿之助)は、雑誌の部数が伸びず、業績不振で仕事を干されている状態で、ストレスを抱えていた。
ある日、出版関係者の集うパーティーで出会った神取明日香(沢尻エリカ)を駅で見かけ、赤崎は明日香に声を掛けようとするが、その行為が乗車割り込みをしているようになってしまい、倉田健太(相葉雅紀)に注意されてしまう。また、肩を掴まれた拍子に転倒してしまい、恥をかかされてしまう。
さらに、明日香が「逃げるか謝るか、どちらかだと思いますけど」と声をかけ、全く自分を覚えていなかったことに腹を立てた。健太の後をつけ、暴力をふるおうかと思ったが、健太が逃げ出したため、自宅を特定し、嫌がらせを行うことを考える。
自宅の花壇を荒らしたり、捨て猫を虐待してポストに入れたり、健太の請け負ったデザインの仕事受注先に嫌がらせの電話をしたことなど、赤崎が行ったことと考えられる。また、赤崎は盗聴器を円タウン出版社に仕掛け、便乗犯の出現や健太の調査の動向などを知っていた。
だが、駅に張り込んで健太が赤崎の存在を見つける。さらには、盗聴しに円タウン出版社付近にやってきた赤崎を健太が発見し、尾行して自宅を知られ、犯行を認め、警察に逮捕される。
なお、健太より一足先に"名無しさん"の正体に気づいた明日香(身につけていたアクセサリーから、ショップを割り出し、その顧客名簿の中に赤崎の名前があり、気づいた)は、赤崎の自転車サドルを傷つけ、そのことを健太に指摘されて自供。明日香は警察に出頭して、一連の事件を書籍に出版することは諦めた。
2) 保原万里江の犯行
万里江は、辻本正輝(藤井流星)に好意を持っていたが、健太の妹・七菜と辻本が付き合っていることを知り、逆恨みをするようになる。七菜に友達の振りをして近づき、七菜のケータイデータを盗みとり、辻本とのベッド写真を手に入れた。
その写真で、万里江は辻本を脅し、「七菜と別れろ。さもなければこの写真をばらまく」と言い、さらには別れた後には「辻本は、以前も元カノにストーキングを行っている」とあらぬ噂を流し、辻本と七菜を近づけないようにしていた。
万里江は、七菜から「自宅にイタズラをされている」と知り、さらなる七菜を脅す材料を探したり、七菜を陥れるために、倉田家に盗聴器を仕掛けたり、ピッキングで自宅に入ったりといったことを繰り返した。七菜を応援する振りをしていたが、湾岸テレビのアナウンサー試験直前に辻本とのベッド写真を送ったり、七菜のアナウンサーになるための夢を妨害した。
健太が自宅に取り付けた防犯カメラは、万里江はその存在を盗聴器によって知っていた。だが、健太が盗聴器の存在に気づき、それを逆手に取って、「みんな外出して、自宅に誰もいない」といったニセ情報を流し、万里江を自宅におびき出した。
ところが、健太が万里江を取り押さえる前に、万里江は逃げ出す。さらには、万里江は七菜にナイフを向ける。健太が身を挺して七菜を守ったため、健太を刺されてしまう。健太は一命を取り留め、結果、万里江は傷害事件で逮捕される。
3) 下村民子の犯行
下村民子(堀内敬子)は、セレブ主婦として、陶芸教室で知られていたが、実際は夫がリストラに遭い、多額の借金を抱えていた。民子は、楽天的で明るい珪子に対し嫉妬心を抱くようになっていた。
陶芸教室の講師・波戸清治(眞島秀和)との不倫をでっち上げようとしたり、さらには波戸が、生徒に送った置き時計に盗聴器を仕掛けて会話を定期的に盗聴していたことを知り、珪子を空き巣の容疑者にみせかけようとした。また、倉田家に嫌がらせが行われていることを知り、便乗しようとしていた。
健太は、波戸が盗聴していることを明らかにし、警察に逮捕させることにより、母の無罪を立証した。波戸は、「好意を持っている桂子さんに拒否されて、復讐のために空き巣をやっているように見せかけた」と自供したが、実際は民子の犯行だったのだ。
桂子は、健太に犯行を見破られると、倉田家に灯油を撒いて火を放とうとするが、すんでのところで健太に取り押さえられる。民子はそのまま警察に逮捕された。
ナカノ電子部品パート
倉田太一(寺尾聰)は、経理担当の社員・西沢摂子(山口紗弥加)から、真瀬博樹(竹中直人)が不正を行っていると知らされる。出張費の二重取りや、交際費の詐取など、明らかに問題であったが、真瀬は様々な隠蔽工作を行い、さらには社長からの厚い信頼があり、問題回避を行っていた。
西沢は、「真瀬部長の指示で購入した3千万円分のドリルの在庫がない」ということを太一に報告する。調べてみると、相模ドリルという会社から買ったはずのドリルが届いていなかった。そのため、営業部長・真瀬に問いただすと、それから間もなくドリルが届いた。
だが、そのドリルの品質は良い物ではなく、3千万円の価値はないと考えられた。そのことを指摘すると、真瀬は「間違って配送されたものだ。すぐ、返品して新しいものに交換させる」と言い逃れる。
さらに真瀬に疑惑の目を向ける中、そのドリルの転売先である会社が倒産。3千万円の不渡りを掴まされることとなった。これら全ては、真瀬が計画していたものだった。真瀬が前の会社倒産に伴い、負ってしまった多額の借金を肩代わりしてくれた相模ドリルに対し、3千万円を儲けさせるための計画だったのだ。
この事実を社長に明らかにし、ナカノ電子部品は相模ドリルから3千万円を返却され、事なきを得た。太一は、持川徹(近藤芳正)社長に謝罪され、留任してもらえないか、と提案されるが、「私より部長に相応しい人間がいます」と言って、西沢を推挙した上で、出向先から銀行に戻るのだった。
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