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「ターミネーター:新起動/ジェニシス」あらすじ・ネタバレ

2015.07.08 (Wed)

簡単なあらすじ


1) 1997年の「審判の日」に、機械軍が放った核ミサイルで、30億人もの命が失われて以来、機械軍と人類は激しい戦闘を続けていた。機械軍は、人類のリーダーであるジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の母親を殺害し、ジョンの誕生を阻むべく、2029年の時点から、1984年にターミネーターを送った。
2) 2029年、ターミネーターが送り込まれたことを知ったカイル・リース(ジェイ・コートニー)は、機械軍の狙いを阻止すべく、1984年に向い、ジョンの母親であるサラ・コナー(エミリア・クラーク)、そして彼女を護るT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)とともに、送り込まれたターミネーターと闘う。
3) 2017年、ジェニシスと呼ばれる人工知能が起動され、それが人類破滅の原因と考えたカイルたちは、ジェニシスを爆破しようとする。ジョンが改造され、ターミネーターとなった存在であるT-3000に行く手を阻まれながらも、サラたちはジェニシスを爆破する。
4) 全ては終ったかに見えたが、ジェニシスのコアは残されており、人類にとっての懸念はまだ残されたままだった。

起:2029年


2029年、ロサンゼルス。人類抵抗軍は、敵である機械軍の中枢に、とどめを刺そうとしていた。1997年の「審判の日」に、機械軍が放った核ミサイルで、30億人もの命が失われて以来、長く苦しい戦いが遂に終わるかにみえた。

全ては、「預言者」と呼ばれる抵抗軍のリーダーであるジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の指導の賜物だった。ところが、その直前、ジョンを出産する前の母であるサラ・コナーを抹殺するため、機械軍は、ターミネーターを1984年にタイムマシン(時間転送装置)で送り込んでいた。

サラ抹殺を阻止するため、ジョンの右腕であるカイル・リース(ジェイ・コートニー)が過去への旅を志願する。カイルは、幼少期にターミネーターに襲われそうになっていたところを、ジョン・コナーに救出されていた。それ以来、カイルはジョンに育てられ、人類抵抗軍の一員として戦っていた。

ジョン、カイルら抵抗軍は、機械軍と戦闘しつつ、タイムマシンを奪うため、スカイネット基地へ潜入した。タイムマシンを手に入れたカイルは、ターミネーターを追って、1984年に向かうのだった。だが、過去へと送り込まれる直前、ジョンが機械軍の兵に襲われるところを見てしまい、カイルはジョンの身を案じる。

承:1984年


1984年に到着した途端、敵であるT-1000ターミネーター(イ・ビョンホン)の襲撃を受けるカイル。その窮地を救ったのは、ただのウェイトレスに過ぎないはずのサラ・コナー(エミリア・クラーク)だった。

既に歴史は書き換えられ、サラは「2029年から送り込まれたターミネーターは私たちが倒した」と告げる。彼女が、「おじさん」と呼ぶ相棒は、外見は中年男ながら、スカイネットが殺人マシンとして量産した、T-800ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。

何者かに「サラを守れ」とプログラムされたT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、両親を殺された9歳のサラを救って以来、彼女を守りながら、女戦士に育て上げたのだ。T-800の使命は、サラ・コナーを守り抜き、「審判の日」を阻止することだった。そのためには、自我に目覚め、人類の多くを死滅させた人工知能「ジェニシス」の起動を止めなければならなかった。

T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、スカイネットのタイムマシンと同様の自分達自身のタイムマシンを造っていた。サラは、「審判の日を防ぐため、1997年に行くべきだ」と主張するが、カイルは、「新起動(ジェニシス)が起動させられる、2017年に行くべきだ」と説得し、カイル・サラはともに2017年に向かう。

転:2017年


2017年にタイムトラベルすると、カイルたちは、刑事に拘束され、病院へと移送される。そこでは、年老いたT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)が待っていた。カイルたちは、治療を受けた際、医師にスカイネットの前身となる「ジェニシス」が誕生されようとしていることを知る。

さらに、成人した姿のジョン・コナーが現れ、サラに「自分はあなたの子です」と告げる。また、ジョンはサラとカイルの間に生まれた子供であり、カイルはジョンから「お父さん」と呼ばれることに戸惑う。

そんな最中、T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)が、ジョンを撃つ。そのジョンは、2029年に攻撃された際に、"T-3000"として改造させられてしまっていたのだった。T-3000となったジョンは、サラとカイルに「機械軍に参加して欲しい」と呼びかけるが、2人は当然の如く拒否する。ジョンとサラ・カイル・T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)は戦闘となる。

ジョンから逃れることに成功したサラたちは、ジェニシス計画を進めるサイバーダイン社の社長ダニー・ダイソン(ダイオ・オケニイ)の存在を知る。そして、ジェニシスが稼働する前に、破壊することを考える。一方、T-3000となったジョンは、ジェニシスを破壊させまいとして、サラたちを追う。

結:ジェニシスの爆破


激しい戦闘となるが、1984年にカイルに救われたオブライエン刑事の助けもあり、辛くも執拗なT-3000の追跡を逃れる。3人は、ヘリコプターに乗り、ジェニシスの置かれた建物へと侵入する。

サイバーダイン社内に着くも、そこにジョンが先回りしており、ジェニシス稼働のカウントダウンを早める。サラたちは、爆弾を仕掛け、爆破しようとする。だが、ジョンの邪魔立てにより爆破できず、両者睨み合いの状態となる。

サラたちは、強力な磁場を発生させ、T-3000を破壊する。その後、ジェニシスを爆破し、施設は壊滅的な状態となった。かくして、ジェニシスは起動にすることはなかった。

その後、サラ・カイル・T-800は 12歳であったカイルを訪ねる。そして、カイルは子供時代の自分に「ジェニシスは、スカイネットだ」と繰り返し伝え、ジェニシスの脅威について教えるのだった。

サラは、未来が救われたことに安堵し、カイルにキスをする。だが、カイルは、まだ安心はできない、と呟くのだった。瓦礫と化したサイバーダイン社の中で、地下室に隠された状態のジェニシスのコアが存在していた。スカイネットのアバターは、そのコアを見つめ、再起動の機会を伺っているのだった。

トリビア


・この映画のタイトルは、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』であり、「ジェネシス」ではない。旧約聖書に出てくる「創世記」は、"Genesis(ジェネシス)"であるが、“Genisys(ジェニシス)”は、造語である。当初は、"Genesis(ジェネシス)"の予定だったが、“Genisys(ジェニシス)”に変えられたという。

・映画評論家の町山智浩氏は、『ターミネーター』シリーズの聖書的な要素について、「ターミネーターシリーズが上手いのは、聖書的なテーマを盛り込んでるんですよ。人類の救世主が、ジョン・コナーですよね。未来からカイル・リースっていう戦士がやってきて。『あなたは将来、救世主を産みますよ』と教える。いわゆる、受胎告知で。天使ガブリエルが、『あなたは救世主を産みます』とマ、リア様に教えたっていう話があって。それを元にしてる」指摘している。

また、町山氏は、「人類の救世主のジョン・コナーっていう人は、イニシャルがジーザス・クライスト、イエス・キリストと同じ『J・C』になっている」とも指摘した。

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