「アイアンマン3」あらすじ・ネタバレ
2015.08.05 (Wed)
簡単なあらすじ
1) アメリカ国内では、爆破テロを行っては、電波ジャックによる犯行声明を出すテロリストであるマンダリン(ベン・キングズレー)率いる、テン・リングスの活動が問題視されていた。
2) だが、実際はマンダリンというのは架空のテロリストであり、「アドバンスド・アイデア・メカニックス(A.I.M.)」の創設者である若き科学者 アルドリッチ・キリアン(ガイ・ピアース)が作り上げた人物だった。アルドリッチは、テロを起こしては不安を煽り、政府などに武器を売りつけるということを行っていた。
3) アルドリッチは、作成したウィルス・エクストリミスを自ら投与し、超人となってトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)に襲いかかる。だが、トニーはアーマーを犠牲にすることによって、危機を脱した。
4) トニーは、アーマーに極度に依存していたが、その状態から脱却し、アーク・リアクターを胸から外して心臓手術を受けた。そして、新たな人生を歩むことにしたのだった。
起:アーマー依存症
1999年12月31日、スイスを訪れていたトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)は、「アドバンスド・アイデア・メカニックス(A.I.M.)」の創設者である若き科学者 アルドリッチ・キリアン(ガイ・ピアース)の歓迎を受ける。
アルドリッチに興味を持ったトニーは、屋上で商談を行う。また、同じく会場で知り合った植物学者のマヤ・ハンセン(レベッカ・ホール)と一夜を共に過ごした。
2013年…人類滅亡の危機をかろうじて回避したアベンジャーズの戦いから1年後、トニーは、スターク・インダストリーを恋人ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)に任せ、アーマーを次々と開発していた。遠隔操作と自動装着を可能にする新型「マーク42」まで開発したものの、かつての戦いで不眠症やパニック障害を患ったトニーは、悪夢や発作に悩まされ、どこに行くにもアーマーを持ち歩く状態に陥っていた。
承:マンダリンの脅威
アメリカ国内では、爆破テロを行っては、電波ジャックによる犯行声明を出すテロリストであるマンダリン(ベン・キングズレー)率いる、テン・リングスの活動が問題視されていた。
トニーの親友であるジェームズ・ローズ大佐(ドン・チードル)は、大統領の命を受け、「ウォーマシン」を改良した新型スーツ「アイアン・パトリオット」を着て捜査を行っていた。
一方、アルドリッチが、ポッツを訪れる。かつては小さな研究所だったA.I.Mは、今や政府に認可されるほどの大きなシンクタンクとなっていた。キリアンはポッツに、人間の脳の未使用領域を利用して、人の能力を向上させるウィルス・エクストリミスの研究を行っていることを打ち明け、共同研究を提案する。
だが、軍事利用される危険性を考え、ポッツは断る。一方、警備主任のハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)は、アルドリッチとその同行者を不審に思い、尾行。同行者が謎のスーツケースを、浮浪者に渡す現場を押さえる。スーツケースに入っていた薬品を浮浪者が摂取した直後、高熱を発しながら爆発を起こす。周囲の民間人数名が犠牲になり、ホーガンも重傷を負って昏睡状態となる。
事件を知ったトニーは、マスコミを通じてマンダリンに対して宣戦布告をする。トニーは、テネシー州のある町で、酷似した爆発事件が起きていたことを知り、その直後、マスコミのヘリに偽装したテロリストのヘリが襲撃してきた。
トニーは、自宅を破壊されながらも、ポッツとマヤの2人を救出し、自身も空を飛んで危機を脱する。だが、テネシー州に不時着したところでスーツは故障してしまう。トニーは、爆発事件の現場や関係者を調べるうちに、爆発を起こした人間がA.I.Mに関わっていることを知る。
転:マンダリンの正体
マンダリンのアジトを突き止めたトニーは、尋問するが、マンダリンという人物は実在せず、本人とされていたのは、単なる俳優だった。そして、裏で糸を引いていたのはキアルドリッチであると判明する。
アルドリッチは、マンダリンという架空のテロリストを作り上げ、テロを起こさせていたのだった。それに乗じ、各国の政府や軍に武器を売り、莫大な利益を上げていた。
結:新たな人生
トニーは、アルドリッチに囚われ、パーティーで知り合った植物学者・マヤと再会する。そして、マヤがアルドリッチの部下であることを知る。だが、マヤはエクストリミスを平和利用の目的で広めるため、仕方なくキリアンに接触したこと、そしてポッツもエクストリミスを投与されて拷問されていることを知らされる。
トニーの説得で、マヤはアルドリッチを裏切るが、殺害されてしまう。トニーは、ローズとともに反撃を行う。トニーとローズは、これまで開発したアーマーを全機召喚してテン・リングスに総攻撃をかけ、現場に捕らわれていた大統領を救出する。続いてポッツを発見するが、投薬で自らも超人となったアルドリッチに襲撃される。
ポッツは、火災の炎の中に転落してしまい、怒りに震えるトニーは、マーク42をアルドリッチに着せて自爆させ、重傷を負わせる。さらに、エクストリミスの作用で超人と化し、炎の中でも生き延びていたポッツの反撃でアルドリッチは死亡する。
ポッツとトニーは、お互いの愛を確かめ合い、トニーはアーマーを全て自爆させる。ポッツはトニーの開発した解毒剤で常人に戻り、トニーもアーク・リアクターを胸から外して心臓手術を受け、ミサイルの破片を胸から除去する。トニーは、普通の人間に戻り、新たな人生を歩むことを決意した。
トリビア
・冒頭のパーティー(1999年時点)で、ホー・インセン(ショーン・トーブ)がトニーと会話している。ここでの会話が、一作目の獄中での「以前、(トニーと)会ったことがある」と語るシーンに繋がっている。
・入院しているハッピーの病室のテレビには、イギリスのテレビドラマ『ダウントン・アビー 貴族とメイドと相続人』が映されている。
・エンドロール後に「トニー・スタークは帰ってくる」とテロップが出るが、これは、本作が『アベンジャーズ』の続編に繋がっていることを意味している。
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