メインコンテンツ 映画のネタバレ ドラマのネタバレ 小説のネタバレ
サイトトップ映画のネタバレ ≫ 「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」あらすじ・ネタバレ

「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」あらすじ・ネタバレ

2015.08.19 (Wed)

簡単なあらすじ


1) 3000年前の古代、エジプトで邪悪な力を誇った魔術師にして大神官イムホテップ(アーノルド・ボスルー)は王の愛人アナクスナムン(パトリシア・ヴェラスケス)と許されざる恋に落ちてしまう。2人の仲を疑われたイムホテップは、王を殺害し、禁断の呪い「ホムダイ」で処刑される。
2) 1923年、外国人部隊所属のリック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)は、死刑に処されようとしていたところ、ハムナプトラに眠る古文書を探す女性科学者エヴリン(レイチェル・ワイズ)によって救われる。
3) リックとエヴリンたちは、ハムナプトラを目指し、そこで封印されていたイムホテップを蘇らせてしまう。
4) 古代の秘密の呪文を記した「アムン・ラーの書」を用い、エヴリンはイムホテップを人間に戻し、リックはイムホテップを倒すことに成功するのだった。

起:イムホテップの処刑


3000年前の古代、新王朝時代のエジプトで、邪悪な力を誇った魔術師にして大神官イムホテップ(アーノルド・ボスルー)は王の愛人アナクスナムン(パトリシア・ヴェラスケス)と許されざる恋に落ちてしまう。

セティ1世から仲を疑われたイムホテップとアナクスナムンは、とっさに彼を殺害してしまう。イムホテップは、アナクスナムンを生き返らせることを約束し逃亡し、アナクスナムンは自害する。

イムホテップは、死者の書を手に、死者の都「ハムナプトラ」へ赴いて儀式を行っていた。だが、完遂を目前に、王の兵団が乱入し、アナクスナムンの蘇生は失敗してしまう。部下の神官たちは罰として生きながらミイラにされ、さらにイムホテップは、「その残酷さゆえに一度も行われたことが無い」という、永遠に死のやすらぎを得ることができない禁断の呪い「ホムダイ」で処刑される。

1923年、外国人部隊所属のリック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)は、部隊がトゥアレグ族に敗北し、さらには狡滑な傭兵である部下 ベニ(ケヴィン・J・オコナー)にも裏切られ、1人で砂漠を放浪するはめになってしまう。そして、ついにはカイロ刑務所に捕らわれてしまう。

3年後、死刑が確定し、カイロ刑務所に服役していたリックは、ハムナプトラに眠る古文書を探す女性科学者エヴリン(レイチェル・ワイズ)によって救われる。財宝を狙う彼女の詐欺師まがいの兄ジョナサン(ジョン・ハナ)は、都の場所を知るというリックの噂を聞いて、エヴリンをたきつけ、さらには、これまた財宝を狙う強欲な刑務所長(オミット・ジャリリ)を説得させたのだった。

承:蘇るイムホテップ


船でハムナプトラに向かうリック一行は、同じくハムナプトラを目指すアメリカ人のグループと、彼らの案内役を務めるベニーに遭遇する。“死者の都”を守る秘密結社からの攻撃を受け、船は沈没するも、なんとかハムナプトラに辿り着いた。

敵対しながら発掘作業を進める2つのグループを、再び秘密結社が襲い、「去らねば死ぬ」と言い残して去る。そして、アメリカ人達は死者の書を、エヴリン達は、謎の石棺とそこに眠る生乾きの奇妙なミイラを発見する。拝借した死者の書をエヴリンが解読し、音読すると、ミイラは叫び声を上げ、蘇る。そのミイラこそ、「ホムダイ」で処刑されたイムホテップだったのだ。

秘密結社は、古来より伝え聞くイムホテップの復活を阻止せんがため、神聖な墓所を守っていた「メジャイ」だった。

イムホテップは、人々の生気を吸うたびに復活していき、呪いから復活するとエジプトに10の災いが起きると言われ、蝗(いなご)の大群の襲撃、火球の落下、日蝕(にっしょく)、水が血に染まるなどの異変が次々と起きる。

転:アムン・ラーの書


墓所にひそむ、肉食のスカラベの襲撃を受けながらも、リック一行は古代の秘密の呪文を記した「アムン・ラーの書」を発掘する。ところが、その書を開くパズルボックスを持っていたエヴリンが、うっかりと呪文を声を出して読んでしまい、ついにイムホテップが完全復活を果たしてしまう。

甦ったイムホテップは、ベニーを手下につけて、人々を餌食にして恐るべき魔力で復活を遂げていく。彼の望みは、王国を築き、かつての恋人アナクスナムンを甦らせることだった。メジャイとともに、リックはイムホテップを倒す相談をしていたところ、アナクスナムンを復活させるための生け贄として、イムホテップによってエヴリンが連れ去されてしまう。

結:イムホテップの死


リックは、ハムナプトラに向い、襲われたミイラを倒し、「アメン・ラーの書」を見つける。イムホテップが儀式を始めている中、リックはエヴリンを救出する。エヴリンは、キー「アメン・ラーの書」を開き、呪文でイムホテップを人間に戻す。イムホテップは、リックに剣で刺され、倒された。また、財宝を盗み、1人逃げようとしたベニーは、逃げ遅れてスカラベの餌食となった。

崩壊しようとするハムナプトラから、リックとエヴリンたちは、逃げ延びることができた。リックは、エヴリンと結ばれ、2人が乗るラクダには、ベニーが持ち去ろうとした財宝が積まれていたのだった。

トリビア


・本作は、1932年公開の『ミイラ再生』の2度目のリメイク作品である(1959年に『ミイラの幽霊』が制作されている)。

・『ハムナプトラ』の原題は「The Mummy」であり、ミイラのことである。3作目では舞台は中国に移り、「ハムナプトラ」という地名は全く関係なくなってしまっている。

・スカラベとは、"ふんころがし"のことであるが、作中に登場するものは全くの架空の生物となっている。

【関連記事】
「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」あらすじ・ネタバレ

「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」あらすじ・ネタバレ

「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」あらすじ・ネタバレ


ネタバレ作品一覧

トップページへ「1分で分かるネタバレ
トップページ  |  06:00  |  映画のネタバレ

*All archives   *Admin